末期乳腺腫瘍の猫に液体培養したコルディを噴霧し免疫が改善した症例を塩田動物病院様より頂きましたのでご紹介します。
液体培養したコルディは自壊した腫瘍などにスプレーして使用したり、強制給餌の際にシリンジでも与えられます。また嗜好性も高くほとんどの子で嫌がることなくご使用頂けます。

猫の乳腺腫瘍(乳癌)にコルディを使用した例

情報提供:塩田動物病院様

【乳腺腫瘍:液体培養したコルディのスプレー、ベターシャークの併用】
動物種:猫
性別:雌
年齢:7歳
コルディ使用期間:2016年9月2日~2016年11月2日

治療経過

2016年6月13日、腹部にシコリが見つかり、デポメドロール及びプレドニンの注射を開始。以後、定期的に注射に来院。
8月2日に食欲が減退し削痩、腹部腫瘤に変化がないものの、頸部にも腫瘤ができたため、ベターシャークの服用を開始。

同月23日よりコルディの服用を試みるが嫌がってしまうため、9月2日より液体培養したコルディを患部にスプレーしていただく治療法に変更。

免疫が改善するとともに痛みが緩和し、食欲も回復する。

11月2日永眠。穏やかに最期の時を迎えられた。

【弊社から一言】
猫の乳腺腫瘍は悪性度が高く、手術で摘出してもすぐに再発してしまう子が少なくありません。
その都度手術を行っていると、麻酔の影響で免疫力はどんどん低下、腫瘍の再発率が高くなってしまいます。
手術を受けられる場合もそうでない場合も、免疫の調節能力を素早く元に戻すことが重要だと考えています。

今回は、液体培養したコルディを外用薬として使用したことで痛みが軽減、そこからストレス緩和につながり免疫力をつけることが出来たと考えられます。


当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、QOL(生活の質)の維持・改善ができるのか、癌への効果が期待できるのか研究を行っています。
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