「クリルオイルとはどんなもの?」「クリルオイルを使った際の副作用はある?」などと気になっていませんか?

クリルオイルとは、海中に生息する南極オキアミ(動物プランクトンの一種)から得られるオイル成分です。
主に南極海に生息しており、クジラなど様々な生物の餌になるとともに、南極付近などの野菜が少なく肉中心の食生活を送っている人々の健康を守るオイルとして重宝されてきました。犬や猫に有用な油ですので健康維持にご活用ください。

最後まで見れば以下のことがわかります。

この記事でわかること

クリルオイルとは何かを知り、愛するペットと長く楽しい生活を送りましょう。

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

クリルオイルに関する論文

クリルオイルの研究は世界各国で進められており、特に欧米での研究が進んでいます。
おもな論文の要旨を簡単に紹介しています。

クリルオイルの論文紹介はこちら

クリルオイルとは

クリルオイルは南極オキアミから得られたオメガ3系の油で、

①EPA・DHA(オメガ3脂肪酸)
②レシチン(リン脂質)
③アスタキサンチン

の3つの重要な栄養素を豊富に含んでいます。

クリルオイルは水に溶ける油

EPA・DHA

オメガ3脂肪酸と呼ばれる脂質で、抗炎症作用や血流の改善作用が期待できます。
特に、DHAは脳神経系や目の網膜にも働きかけることが出来るため、認知症予防やドライアイなどの目の症状を緩和することも期待できる成分です。
魚油にもEPA・DHAが豊富に含まれていますが、クリルオイルはリン脂質結合型と言われるEPA・DHAのため、水に溶けやすく、体内への吸収率も高くなっています。

EPA・DHAについては別ページに記事を掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
EPA・DHAについて

レシチン

レシチンはリン脂質の一種です。
リン脂質は、体内の細胞を構成する主要成分でも、細胞膜を強化する作用があります。
細胞膜は

・細胞内へ栄養を取り込み、不要なものを排出することで、細胞内の環境を一定に保つ
・必要な物質の輸送
・細胞外からの刺激に反応する受容体

などの働きを担っています。
細胞膜がダメージを受けると、これらの働きが鈍くなりますので、体力減少、感染症に対しての抵抗力の低下、デトックス効果が弱まることで、体内に毒素が蓄積し、様々な症状を引き起こします。
また、『食べても太れない・食べてないのに太る』場合には、細胞膜の機能が衰えていることが原因ということも分かっています。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは強力な抗酸化物質です。
細胞にダメージを与える『活性酸素』を除去することで細胞の損傷を防ぐとともに、疾患・病気を引き起こす毒素を体外に排出する働きを担っています。
また、EPA・DHAの酸化を防ぐとともに、DHA同様、脳神経系と目の網膜にも働きかけることが出来る数少ない抗酸化物質でもあります。
そして、アスタキサンチンは体内の蓄積された脂肪をエネルギーに変えやすくするため、筋肉の疲労を予防や疲労物質蓄積の抑制効果にも繋がります。

EPA/DHAは酸化すると有害

こんな子にはクリルオイルがおススメです


当研究室ではEPA,DHAとアスタキサンチンを含む南極オキアミから抽出したクリルオイルの研究も行っています。
ご不明な点がございましたらお問合せ下さい。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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