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猫の癌(がん)とは?

猫の癌について
癌は悪性腫瘍と言われ、人と同様、猫にも癌が発生します。

近年、猫の寿命は延びましたが、一方で癌は高齢になればなるほど発生しやすいため猫の癌発症数は急激に増え、今では猫の死因のトップは癌になったと言われています。

特に高齢の猫に限れば、その死因のトップは癌(悪性腫瘍)で、約半数は癌で亡くなります

猫の癌でも早期発見が大切ですが、それよりも癌になり難い生活環境を整えてあげたり、免疫を整える取り組みが、そもそも癌にならないために大切です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私たち人間も、猫も毎日癌細胞が身体の中に発生しています。

しかし、猫の身体の免疫がしっかりと機能し、ホルモンや自律神経のバランスが整っていれば、癌細胞どんどん成長し形となって、いわゆる癌になり難いのです。

既に癌を患ってしまったとしても、癌の原因を知り、その原因をできる限り排除して、癌が大きくなり難い・転移しにくい環境を作ってあげることはできます。

それにはまず、飼い主さんが猫の癌について正しい知識を学ぶことが大切です。

ご愛猫のために、一緒に勉強しませんか?

猫の癌は主に9種類-猫はどんな癌になるの?

猫(ネコ)に発生する代表的な腫瘍(癌)は下記のようなものがあります。

猫の癌の種類
  • リンパ腫や扁平上皮癌
  • 線維肉腫
  • 肥満細胞腫
  • メラノーマ(悪性黒色腫)
  • 乳腺腫瘍(乳癌)
  • 血管肉腫
  • 移行上皮癌

皮膚や体表、口腔内にできる癌

猫の皮膚・体表・口腔内の癌

猫の扁平上皮癌

猫の扁平上皮癌は中高齢のメスや白い毛が生える猫に発生しやすい皮膚の癌です。

猫の扁平上皮癌は口の中や目、鼻、口などの頭部に出来ることが多いですが、扁平上皮細胞がある場所であればどの部位にでも出来るため、全身の皮膚や爪の周り、腹部などにも出来る悪性腫瘍の1つです。

猫ちゃんの口腔内腫瘍(お口の中の腫瘍)の大半は、この扁平上皮癌と言われています。

猫の肥満細胞腫

猫の皮膚にできる癌のうち、2番目に多いとされているのが、肥満細胞腫です。

肥満細胞腫は免疫を担当する肥満細胞(マスト細胞)に発生する悪性の腫瘍ですが、肥満とは関係がありません。

頭部や首のまわりなどの皮膚に発生する「皮膚型肥満細胞腫」と脾臓や肝臓、小腸などの内臓に発生する「内臓型肥満細胞腫」があります。

悪性黒色腫(メラノーマ・皮膚癌)

猫のメラノーマは9歳以上の猫で、特に黒色腫の猫に発生することが多いようです。

メラノーマは悪性黒色腫とも呼ばれる皮膚癌の一種で進行が速く、再発や肺転移の起こりやすく、もっともタチの悪い癌の一種です。

その他にも線維肉腫軟部 組織肉腫などが皮膚や体表、口腔内にできやすい癌です。

内臓にできやすい癌

猫の内臓の癌

猫の乳腺腫瘍

乳腺腫瘍はいわゆる乳癌です。

乳腺腫瘍は猫に非常に再発しやすい癌腫で、完治させることが困難な病気だと考えられています。

猫の肺癌・肺腫瘍

猫の原発性肺癌、肺腫瘍はそれほど多い症例ではなく、肺癌の発症率は癌全体の1%に満たない珍しい癌です。

猫の肝細胞癌、肝臓癌

肝臓にできる癌は肝臓癌と呼びますが、肝臓癌には肝臓の細胞=幹細胞が癌化した原発性肝癌と他の癌から肝臓に転移した転移性肝癌があります。

猫の血管肉腫

血管肉腫は癌(悪性腫瘍)の一種です。

血管の内皮に発生するため、血管の多い肝臓や脾臓に多く見られます。

猫に血管肉腫が発生するのは稀ですが、一度発生してしまうと予後は極めて不良で治癒させることは困難と考えられています。

猫の悪性リンパ腫

猫に発生するリンパ腫は発生する部位により、種類が異なります。

悪性リンパ腫の種類

猫の移行上皮癌/膀胱癌

猫の膀胱癌の多くは移行上皮から発生する移行上皮癌です。

その他にも軟部組織肉腫、や肛門周囲腺癌、組織球肉腫、脳腫瘍骨肉腫基底細胞腫卵巣癌などがあります。

猫の癌改善例はこちら

猫の癌となる9つの原因

主な猫の癌の原因
猫の死因のトップは悪性腫瘍、つまり癌ですが、猫の高齢化が一番の原因です。

癌の原因として加齢の他にもストレスによる免疫力の低下、慢性的な炎症、普段の食事を始めとする生活習慣、ウイルスへ(猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)、レトロウイルス、パピローマウイルスなど)への感染、遺伝的な要因、放射線、食品添加物や農薬、殺虫剤、タバコなどの化学物質の他に一部の癌ではホルモンの影響(乳腺腫瘍や肛門周囲腺腫、前立腺癌など)があると言われています。

猫が癌になる原因としては主に下記があります。

猫が癌になる原因
  • ストレスなどによる免疫力の低下
  • 老化
  • 遺伝的な要因や化学薬品(農薬・除草剤・殺虫剤・食品添加物など)
  • たばこの煙、慢性的な炎症
  • ホルモンの関係(乳腺腫瘍や肛門周囲腺腫、前立腺癌など)
  • ウイルス
  • 肥満
  • ワクチンや抗生剤などの注射

免疫力の低下

癌と免疫は切っても切れない関係にあります。

これは猫の場合も同様です。

細胞に何らかの原因でエラー(異状)ができることは避けられません。

通常は異常な細胞が発生しても、異常な細胞を見つけ出し、攻撃し、排除するという一連の免疫の働きにより癌がどんどんと成長してしまう事はありません。

しかし、ストレスや加齢、その他さまざまな原因により免疫システムの働きがおかしくなると、癌の増殖を抑えられなくなってしまい、癌が形となって確認できるほどに成長してしまいます。

一方で癌になってしまっても、免疫の働きを取り戻すことができれば、癌を抑えていく事も出来ます。

心のケアをしてあげることも癌の悪化を防ぐ方法のひとつです。

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老化

猫の場合も人の場合も癌発生の原因として老化は大きなリスク因子になります。
猫の癌発症率が大幅に増加したのは、1つに猫の平均寿命が延びたことが理由としてあげられます。

年をとってくると免疫力が低下し、癌細胞の発見・攻撃・排除という一連の流れがうまくできなくなりやすいため癌になってしまう可能性が高まります。

ご愛猫が中高齢になったら免疫対策も取り入れてみることをお勧めします。

遺伝

猫の癌発生の原因として遺伝的要素があります。

ただし、先天的な遺伝の要因よりも後天的な要因の方が大きく影響を与えますので、普段の食事や生活環境を整えてあげるようにしてあげてください。

化学薬品

農薬を含む化学薬品は猫の癌発生率を上げます。

できるだけ化学薬品を体内にいれないよう心がけてください。

タバコの煙(受動喫煙)

タバコを吸う猫はいませんが、ご家族が煙草を吸う場合、受動喫煙が原因で癌になる可能性があります。

タバコの煙には多くの発癌性物質が含まれていますので、タバコを吸われる方は猫から離れて吸う事を心がけて頂きたいと思います。

慢性的な炎症

慢性的に炎症があると細胞に刺激となり、癌細胞ができやすいと言えます。

炎症の原因を探り、原因を取り除くことや免疫力を高めたりEPA・DHAなどの抗炎症効果がきたいできる油を適切に与えて、炎症を抑えて頂きたいと思います。

ホルモン

乳腺腫瘍(乳癌)や前立腺癌などはホルモンの影響を受けやすい癌です。

ウイルス

ウイルスに感染することで慢性的な炎症がおき、癌化する可能性があります。

ウイルスは免疫がしっかりはたらいていれば駆除することができますので普段から猫たちの免疫力を高めてあげてください。

肥満

肥満は癌だけでなく、心臓病や関節炎、糖尿病などさまざまな病気の原因となります。炭水化物の摂取が多いと肥満になりやすいので普段の食事を大切にしてください。

猫が癌になったときに現れる症状

猫に現れる癌の症状
次にあげる症状が現われたら、ご愛猫が癌を患っている可能性もありますので、できるだけ早めに動物病院を受診し、症状の原因が何か調べた方が良いと思います。
癌は進行してしまうと治すことが難しくなるため癌が進行するまえに普段からご愛猫に接する時に体調の変化がないか気にかけてあげてください。

癌のよくある症状(全体)
  • 元気食欲が低下してきた
  • 急に体重が減ってきた
  • 気力が低下してきた
  • 体表にしこりが触れる
  • 身体を触ると固い部分がある
  • 口や鼻、肛門などから出血がある
  • リンパ節が腫れている
  • 体臭・口臭がきつくなった
  • 去勢・避妊をしていない
  • 嘔吐や下痢が続く
  • 咳が続く
  • 皮膚炎が酷くなってきた
  • 排尿困難、頻尿、血尿などおしっこの異常がある
  • 痙攣、てんかん症状がある
  • 腹水が溜まってきた
  • 黄疸がみられる

稀ではありますが猫がワクチンや抗生剤などの注射を受けた部分に肉腫が発生することがあります。

=> 猫の注射部位肉腫~ワクチン反応性肉腫~治療法、改善・完治のヒント

癌により現れる9つの症状

猫の癌発生場所別の症状例
以下、癌ができる場所によって現れやすい症状を9つにまとめたので、参考にしてください。

口腔内の癌で現れやすい症状

口の中にできやすい癌としては

  • メラノーマ(悪性黒色腫)
  • 扁平上皮癌
  • 線維肉腫

といった種類があります。

食欲が落ちてきたり、口臭がきつくなったり、あるいは口の中や周囲から出血するなど見た目で変化に気が付くかもしれません。

進行癌・末期癌になると固形物が食べられなくなったり、腫瘍がはっきりとわかるようになったり、肺に転移して呼吸が荒くなったり咳き込んだりする事もあります。

体表・皮膚の癌の症状

まず体表や皮膚にできやすい癌としては、

  • メラノーマ(皮膚癌・悪性黒色腫)
  • 肥満細胞腫
  • 軟部組織肉腫
  • 乳腺腫瘍

といった種類があり、癌が体表や皮膚にできるとコリコリとしたしこりに気付くかもしれません。皮膚が自壊して出血を伴う事もあります。

癌が進行すると肺や肝臓に転移するため、「咳き込む」「疲れやすくなる」「腹水が溜まる」といった症状があります。

体表にできる癌は内臓にできる癌と比べて早い段階で気が付く事も多いと思います。

少しでもおかしいな?と感じることがありましたら早めに動物病院を受診されることをお勧めします。

呼吸器の癌で現れやすい症状

肺や鼻腔といった呼吸器関連としては、

  • 肺腺癌
  • 肺扁平上皮癌
  • 鼻腔癌
  • 副鼻腔癌

といった癌が発生します。

これらの癌に罹っても初期の段階では無症状の事は珍しくありません。

癌が進行してくると「呼吸が早くなる(荒くなる)」「咳が多くなる」「血の混じった痰を吐く」といった症状が現れることがあります。

内臓・消化器の癌で現れやすい症状

内臓に癌ができても初期段階ではなかなか見つけることは難しいかもしれませんが、「食欲不振」「体重減少」「嘔吐・下痢」などの症状が現れることがあります。

これらの症状が出たら早めに獣医師の診察を受けることをお勧めします。

膀胱や泌尿器の癌で現れやすい症状

膀胱癌・移行上皮癌、肛門周囲にできる癌としては、

  • 肛門嚢腺癌
  • 肛門周囲腺癌
  • 腎臓癌

といったものが挙げられます。

これらの癌ができると「排尿困難」「排便困難」「血尿や血の混じった便」などの症状が現れることがあります。

肝臓の癌で現れやすい症状

肝臓癌は原発性と転移性があることは上でも触れましたが、原発性の肝臓癌には「血管肉腫」や「肝細胞癌」があります。

皆様もご存知の通り、肝臓は沈黙の臓器と言われているためご愛猫が肝臓癌を患っても気が付きにくいと思います。

肝臓はエネルギーを作り出したり毒素を分解する働きがありますが、癌になるとこれらの機能が低下します。

そのため、「元気がなくなる」「ダルそうになる」「食欲が低下する」「(場合によっては)黄疸や腹水が現われる」といった症状が現れることがあります。

猫の癌治療

猫の癌の治療法
猫の癌治療についてまとめましたので、参考になさってください。

癌と診断された時、一般には「手術」「抗癌剤治療」「ステロイド剤や抗生剤」「(設備の整った病院では)放射線治療」などを行うことが多くなります。

手術

手術の良い点は癌および癌の周辺組織や転移を起こしているリンパ節なども同時に切除できることです。

確認できる範囲の癌を全て取りきる手術を根治手術と言います。

癌が転移しておらず一定箇所に留まっている(侵襲度が低い)場合には完治が期待できる治療法です。

一方、癌を取りきることが難しい場合でも症状の緩和やQOL(生活の質)の改善を期待して手術を行う事があります。それが姑息手術です。

手術のデメリットとしては全身麻酔が必要なこと、メスを入れるため身体への負担が大きいこと、切除した部位によっては臓器の機能が失われるため後遺症が残る可能性があることなどがあります。

また、転移が拡がっていた場合は手術で癌を取りきることは困難になります。

放射線治療

放射線治療は放射線を照射し癌を焼き殺す治療です。

放射線治療中は猫が動かないようにするため全身麻酔が必要です。

ただし手術と違い

  • メスは入れませんので痛みは少ないこと
  • 手術が難しい身体の中や脳などでも治療ができること

これらは、メリットです。

一方で放射線治療のデメリットとしては、

  • 手術と同じように転移した癌には適応がないこと
  • 全身麻酔が必要なこと
  • 正常な細胞を傷つけてしまうことで炎症が生じてしまうこと
  • 大学病院など設備の整った病院でしか治療を受けられないこと
  • 費用が高額であること

などがあります。

抗癌剤治療

抗癌剤治療の基本的な考えは強い毒(抗癌剤)を体内に入れて、癌細胞を殺すというものです。

メリットとしては

  • 転移が拡がってしまった癌でも治療が可能なこと
  • 血液の癌でも治療が可能なこと
  • 全身麻酔がいらないこと

などがあります。

デメリットとしては、

  • 副作用が大きいこと
  • 骨髄を損傷し白血球や血小板などが減少したり、食欲がなくなったり嘔吐して体力が低下してしまうこと
  • 薬剤耐性ができてしまい効果は限定的であること

などがあります。

ご愛猫が抗癌剤治療を勧められた時や、既に抗癌剤治療を受けている場合は、ぜひ以下の記事をお読みください。

そして抗癌剤治療を受けるメリットとデメリットを把握したうえで、ご愛猫の癌の状態や体力を考慮し、抗癌剤治療を受けた方が良いのか、中止したほうが良いのか考えるきっかけになれば幸いです。

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転移しやすい部位-猫の癌の転移場所

猫の癌が転移する理由と場所
癌が進行するとリンパ管や血管に入り込みリンパ液や血液の流れにそって全身を巡るようになります。

また、癌は酸欠状態を好みます。また低体温を好みます。

ヒトも犬も猫も血液を巡らせて全身に酸素を送り、体温を保っています。

そのため身体が冷えてしまったり、血液の流れ(血流)が悪くなると、癌は転移しやすくなります。

例えていうなら、川の中心は流れも速くゴミは流されてしまいますが、岸に近く水の流れが淀んでいるところにはゴミが溜まるのをイメージしていただくとわかりやすいと思います。

リンパ節は全身の組織から集まったリンパ液が流れるリンパ管の途中にあり関所のような場所です。

また、肝臓や肺、骨、脳などは血液が多く集まりますが、血流が滞りやすい場所でもあります。

そのためリンパ液や血液の集まりやすいリンパ節や肝臓、肺、骨、脳などは癌が転移しやすい場所なのです。

癌とうまく付き合うためには身体を冷やさないこと、血液の流れを良くすることを意識することが大切なのは、このような理由からです。

ご愛猫が癌と宣告された時の心構え

ご愛猫が「癌」と診断されたら・・・、ショックを受けない飼い主様はいないと思います。

でも取り組み次第では癌の進行をコントロールしたり、元気食欲を維持することは不可能ではありません。

もし飼い主様が落ち込んでいたり気が立ってイライラしてしまうと猫ちゃんは自分が飼い主様を苦しめているかもしれないと思ってしまうかもしれません。

ですから、なぜ癌になってしまったんだろうと過去を振り返って悩んだり、悔やむのではなくご愛猫ができるだけ元気でいられるためにどうすれば良いのか、どうすれば笑顔でいられるのか考えてみませんか?

癌と付き合う・闘う覚悟が出来てからがスタート-猫の癌

ご愛猫が癌と宣告された時でも笑顔でいるためには、飼い主の皆様の強い意志が必要です。

弊社では猫ちゃんが癌を患っても元気食欲を維持しがら癌と付き合っていくために必要な心構えや免疫改善方法、栄養対策などヒントをご提供しています。

癌はすぐに命を奪う事故や怪我とは違います。

ご愛猫が癌を患ったとしても、癌と共存していく事は可能です。

飼い主様が大切な家族のために癌と闘っていく覚悟を決めたら、今まで以上にご愛猫とのコミュニケーションを楽しみ、できるだけ一緒の時間を過ごしてあげてください。

そして癌と共存していくため、できるだけ早くご家族の皆様がご自宅で行える取り組みを始めください。

詳しくは後述しますが、ご自宅で取り組める方法はご愛猫との楽しい時間を奪うこと無く、体力と免疫力を高め、癌に対抗する取り組みです。

猫の癌治療の考え方

猫の癌治療の実際を知る

残念ながら現在の獣医療では早期癌を除いて癌を安定して抑えることは難しいと考えられています。

また早期癌で手術を受け腫瘍は取りきれたと思っていても再発・転移してしまう事は珍しくありません。

そして多くの獣医師は癌が再発・転移すると予後は厳しいと考えています。

獣医療・ネコの癌治療は進歩していますが、それでも現時点でどんなにすぐれた治療法を用いても、すべての癌細胞を完全に取り除いたり残らず焼き殺すことは難しいのが実情です。

例えばもっとも抗癌剤が効くと言われている悪性リンパ腫ですら癌細胞を消し去ることは難しく、寛解後でも再発してしまうケースは後を絶ちません。

手術が成功してきれいに切除できたにも関わらず、再発してしまう子が大勢います。

再発防止のために術後に抗癌剤治療を追加しても、やはり再発してしまうことは珍しくありません。

ですから一般的な癌治療にだけ頼るのではなく、その治療を補完・代替する取り組みを開始することが癌克服のためには必要だと思います。

癌に対する考え方を変えてみる

「癌を根こそぎやっつける」「癌を全て取りきる」と完全に制覇することは難しいですし、身体への負担が大きくなってしまいます。

しかし、「癌の成長をコントロールする」「癌は身体の中にあっても良いから元気食欲を維持する」という考えであれば身体へ負担をかけず、また達成可能な目標となります。

「癌と共存する」という考え方もありだと思います。
弊社では猫が病気を患ってしまったとき、寝たきり状態ではなく、できるだけ元気に、よろこんで食事を摂ってくれるような延命をさせてあげたい。もしそれが叶わなくても飼い主様が幸せを感じられる延命であって欲しい。そのように考えております。

ご愛猫が末期癌で余命宣告を受けてしまったら

抗癌剤治療を受ける前にご確認頂きたいこと

ご愛猫が獣医師から「末期癌です」「無治療なら余命は1~2ヶ月です」と言われてしまうと絶望的になり、つい獣医師にゆだねるしかないと考えてしまいがちです。

しかし、末期癌と診断されても諦めないでください。
たとえ末期癌と診断されても飼い主様の取り組みは治療効果を大きく左右し、ご愛猫の予後を大きく左右します。

もし「抗癌剤治療を受ければ半年、受けなければ1~2ヶ月」と言われたら、それは抗癌剤が良く効いて、副作用も少なかった時に限る話です。

抗癌剤治療を受ければ必ず延命できるのか、副作用で元気がなくなってしまう事は無いのか、効果は必ず得られるのかなど獣医師に確認されてみることをお勧めします。

そして抗癌剤を受けるメリットよりもデメリットが大きいと感じたら、勇気をもって「抗癌剤治療を受けない」という選択をする勇気をもってください。

免疫を利用して、癌に対抗する

弊社では猫に負担をかけずに体力と免疫力を同時に高め、癌に対抗する・癌と共存することを目的としています。
100%良い結果が得られるとは申し上げられませんが、少なくとも身体への負担は無いですし、しかも短期間で役立てているかご判断していただくことも可能です。

お勧めしたい取り組みの概要は以下のとおりです。

  • 癌細胞へのブドウ糖供給を抑制するために、糖質を制限する。
  • 良い免疫を宿すための体力をつけるために、タンパク質をしっかり与える。
  • 免疫改善を期待して、癌の改善に実績があるコルディを与える。

とても大切なことですが、動物たちの肉体的、精神的に負担を強いるものはできるだけ避けた方が良いと思います。肉体的な負担・精神的な負担いずれも癌を悪化させる一因となります。ですから猫の身体や精神的に負担がなく、しかも実績や根拠のある取り組みを積極的に取り入れて欲しいと思います。

食事の見直し

癌はブドウ糖を栄養として成長していきます。食事を換えただけでは癌を治すことは難しいかもしれません。しかし食事を換えブドウ糖の摂取量を減らすことは癌と上手に付き合っていくために必須の条件だと考えています。

その他にも、ご愛猫の体調改善に役立つ食事についてまとめましたのでご一読いただきたいと思います。
特に猫は腎臓を患っている場合が少なくありません。高たんぱく食にしたいけど腎臓が悪い場合は腎臓病の療法食ではなく適たんぱく質をお勧めします。
またBCAAを与えることで腎臓の機能が回復する事もあります。

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免疫改善対策に取り組む

抗癌剤治療を開始すれば体力・免疫力はほぼ確実に低下してしまいます。

体力・免疫が低下すればご愛犬のQOL(生活の質)は低下してしまい、たとえ治療により多少延命できたとしても、それは癌で苦しむ時間が増えただけになってしまいかねません。

ですから体力・免疫を維持するために、まずは良い食事を与えて副作用で治療をリタイアしないための体力をつけてください。そして免疫を落とさないようにしてください。
本来は免疫力が癌抑止の主役であり、実は抗癌剤はその補助にすぎません。

コルディは身体に負担をかけずに免疫対策ができます。

さまざまな治療の「いいとこ取り」に可能性があると思います。
抗癌剤一本槍では明らかに力不足です。それを補完する治療を組み合わせていくことが大切だと思います。

悔いのない治療を受けるために

ご愛猫が癌と診断された飼い主様にお知らせしたい内容をまとめました。

私たちは飼い主様に後悔して欲しくありません。自分の選択をあとから悔やんで欲しくありません。

治療を受けるか受けないか、手術は?抗癌剤は?放射線はどうだろう?あるいは身体への負担を考慮して治療を受けない方が良いのか?

癌治療ではこうすれば正解です!という明確な答えはありません。
逆に言えば飼い主様が愛猫のためを想って選択したことはすべてが正解だと思います。

しかし医者任せにしてしまったり投げやりになってしまう事は宜しくありません。
手術や抗癌剤だけに頼ったり、全てを獣医師任せにするのではなく、ご自宅でできること、ご家族の皆様ができる事がたくさんある事は知っていただきたいですし、実際にご自宅でできる事に取り組んでいただきたいと思います。


ご愛猫が癌を患ってしまったとき、治療を受ける・受けないにかかわらず免疫対策をすることはとても大切です。

当研究室では免疫力低下時にコルディを投与することで免疫力の回復が早まるか研究を続けております。

どこまで反応してくれるか、改善が見込めるかは分かりませんが、少なくとも食欲がでて元気を取り戻せる可能性は十分あります。

抗癌剤やステロイド剤、抗生剤などのお薬を使う場合は、肝臓の機能低下も心配です。
その場合は国産SPF豚由来プラセンタキス末を併用することで、肝臓へのダメージを最小限に抑えられる可能性があります。

既に肝臓の数値が悪化している子でも国産SPF豚由来プラセンタキス末をお飲みいただければ1ヶ月程度で肝機能が改善する例は少なくありません。

さらに癌は炎症を伴う事が多いため、抗炎症作用が期待できる南極オキアミから抽出したEPA/DHA・クリルオイルを与えることも有効であると思われます。

当研究室では免疫調整作用の期待できるコルディや肝機能保護が期待できる国産SPF豚由来プラセンタキス末、そして抗炎症作用が期待できるクリルオイルについて研究を続けています。 ご不明な点がございましたらお問合せ下さい。

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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