犬・猫のがん改善例はこちら

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

がん予防の食材リスト「ペットだって医食同源」

goodfood02-1がん予防、がんの治療時に食事のヒントとなる資料「ペットだって医食同源」を配布しております。

「ペットだって医食同源」をご覧いただければ、がんを患った犬や猫にどのような食事を与えたら良いのかご理解いただけると思います。

また、高たんぱく・低糖質(炭水化物)の食事に対してよくある質問にもお答えしています。

どうぞ自由にお持ち帰りいただき、ご愛犬ご愛猫のためにお役立てください。

 

ご興味を持っていただけましたら、ぜひ続きもお読みください。

「何とかしてがんを減らしたい」私たちの願い

この「ペットだって医食同源」は「がん予防に役立つ食事」を広く発信するために、犬猫たちの栄養を大切に考える獣医師たちと共同作成いたしました。できるだけ入手しやすい食材でまとめるように心がけました。

犬猫たちのがんは年々増えています。

どのような病気もそうですが、予防には薬物投与などよりも生活の見直しのほうが効果的です。もちろんがんも同様です。もっとも身近であり、がんとの関わりが強いと考えられている「食生活」から見直してみることを提案させていただきます。

私たちは、糖質を多く与えていると「がんのリスク」が高まるという考え方をベースに持っています。

具体的には、穀物や芋ばかりのフードはほどほどにして、肉魚豆などの高タンパク食品を与えたほうが良いと考えています。

この考えをまとめたのが「ペットだって医食同源」です。

「犬猫たちがもっともっと長生きして、飼い主様の笑顔ももっともっと増える。」これは私たち共通の願いです。その願いを叶えるためには、犬猫たちの脅威になっているがんから目を背けることはできません。
ぜひ、「医食同源」に目を通していただき毎日の食事の見直しをできるところから実践していただきたく思います。

内容の根拠につきまして

糖質を減らすという私たちのアイデアは、「がんの主エネルギーはブドウ糖である。」という事実を根拠にしています。

がん細胞のエネルギー利用法は、正常細胞とかなり異なっています。理論的には正常細胞の20倍近くのブドウ糖を消費し、増殖の糧としています。

癌の治療に係わっている医師や獣医師で、ブドウ糖が癌のエネルギー源になっていることを知らないものはいないと思います。

最近ではPET-CT検査、PET検査という癌検査方法を受けた方もいるかもしれません。検査を受けなくても、そういう検査方法がある事をご存知の方も少なくないと思います。

PET検査を簡単に説明しますと、

  1. 疑似的なブドウ糖を注射する
  2. 注射したブドウ糖が血流にのって全身をまわる
  3. 癌がブドウ糖を吸収する(癌のあるところにブドウ糖が集まる)
  4. 画像を撮影するとブドウ糖が集まったところが光る

このような仕組みになっており、一度の検査で全身の癌検査ができるという検査方法です。

癌のあるところにブドウ糖が集まるのは、癌が他の健康な細胞と比べて何倍もブドウ糖を必要としているからなのです。

癌に栄養を与えなければ癌が成長する勢いは衰えていきます。
そのため、私どもは「がんリスク低下のために糖質摂取量を見直したほうが良い」と考え皆様に実践頂いているのです。

過去の常識と新しい常識

いままでの常識では、犬にはドッグフードが、猫にはキャットフードが、健康のために最も良い食事とされてきました。我々人間の食材を与えることは非常識だとされ、多くの飼い主様がその教えを守ってきました。

しかし時代は変わり、だんだんと過去の常識は見直されつつあります。屋外飼育が多く10歳にもなれば長寿と言われていた頃と、ペットが飼い主の一員となり平均寿命でゆうに10歳を超える今では、食事の考え方が変わるのは自然の流れだと思います。

今は栄養不良やカロリー不足が問題になることはまずありません。現代の最大の脅威は、犬猫たちの半数が冒される「がん」です。がんを減らすための食事バランスを考えたほうが良いと思います。

手作り食の良さを目指したペットフードも登場するようになりました。ペットの食事は量よりも質が問われる時代になりつつあります。

食事の常識の見直しは、やはり人間界のほうが一歩先を行っています。ほんの数年前には考えられなかったことですが、最近では一部の医師が「従来の常識を覆す食事法」を積極的に発信するようになってきました。
テレビや雑誌でも少しずつですが、それらの発言・発信が取り上げられるようになり、みなさまの中にも関心をお持ちの方も増えてきています。

タンパク質、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸。今まで大切だとわかっていても軽視されがちだったことが、あらためて重要視されるようになりました。

動物分野への応用はこれからといった感じです。とはいえ動物医療は人間医療に追随することは明らかですので、その日が来るのを待っている必要はありません。先に自分の中の常識を見直してしまって良いかと思います。

「病気になってから治療をする」のではなく「病気になりにくい」食事なり環境づくりをしていくことがご愛犬やご愛猫、そして飼い主様にとって真の幸せにつながるのではないかと考えております。

ぜひ「ペットだって医食同源」を参考にしていただきたく存じます。

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免疫対策

免疫調整機能が期待できるコルディは、病気になりにくい身体づくりに役立つと感が研究を進めています。
もし病気を患っていたとしても、免疫対策をしていくこと、食事を見直していく事はとても重要だと考えています。

ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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