高齢のオス犬(シーズー)に発生しやすい犬の肛門周囲腺腫にコルディを与え、腫瘍が半分程度まで縮小したため手術で取りきれたという症例報告をいただきましたのでご紹介します。癌が見つかって直ぐに手術できない場合、コルディを摂取することで腫瘍が縮小し手術ができるようになるケースもございます。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

犬の肛門周囲腺腫へのコルディ投与例(シーズー)

肛門周囲腺腫とは

ワンちゃんのお尻の穴の周りには肛門周囲腺と呼ばれる分泌腺があり、主に皮脂を分泌しています。
この分泌腺が腫瘍化してしまったものが肛門周囲腺腫です。

犬がしこりを気にしてお尻を舐めたりかいたりすれば、出血や化膿がみられ、潰瘍ができることもあります。さらに悪化すれば、排便が困難になることもあります。

男性ホルモンが関係しているため去勢をしていない高齢の雄犬に好発します。

コルディで肛門周囲腺腫をコントロール

情報提供:塩田動物病院様

【肛門周囲腺腫:コルディと乳酸菌、プロポリスの併用】
犬種:シーズー
性別:雄
年齢:7歳2ヶ月
コルディ使用期間:2016年11月24日~

 

治療経過

2015年6月24日に肛門周囲の発赤、出血があり、鼻根部に腫瘤が確認されたため、抗生物質の服用を開始、同月30日の再診で発赤は落ち着いた。
鼻根部腫瘤は経過観察していたが、2016年11月15日に腫大がみられたため、細胞診を行ったところ、肛門周囲腺腫との診断。
11月24日からコルディとプロポリスの服用を開始。

2017年3月24日の再診時では、腫瘍の大きさも半分程度にまで縮小、4月12日に去勢手術を行っている。

【研究室より一言】
シーズーさんはアレルギー体質の子も多いため、アレルギーのリスクの少ない培地で培養したコルディと乳酸菌、をご使用いただいています。
肛門周囲腺腫は良性の腫瘍で、雄のホルモンバランス(アンドロゲン)が影響するため、去勢手術をすることで落ち着くこともあります。
大きくなることで排便が困難になるなどのQOLの低下も見られますので、手術で摘出出来ない場合には、腫瘍の増大を防ぐことがQOLの維持に繋がります。
積極的治療を行わずともQOLを維持することが出来る治療法があるということを知っていただけたらと思います。

免疫対策・QOL(生活の質)改善のために

ご愛犬が肛門周囲腺腫や悪性の肛門周囲腺癌を患っていても、しっかりと免疫対策と必要な栄養素を取り入れ、癌成長に欠かせない栄養を遮断するような食事療法を行う事で予後改善は可能だと思います。

あきらめずに、飼い主の皆様ができることに取り組んでみてはいかがでしょうか。


当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、QOL(生活の質)の維持・改善ができるのか、癌への効果が期待できるのか研究を行っています。

ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

メールアドレスの入力だけで簡単にコルディ資料請求
コルディ電話TEL:048-474-0884
コルディメール相談

あわせて読みたい