犬の乳腺腫瘍にコルディを使用した例
情報提供:塩田動物病院様
【乳腺腫瘍:コルディと抗生剤の併用】
犬種:Mix犬
性別:雌
年齢:17歳
コルディ使用期間:2016年8月31日~2016年12月25日
2015年11月16日に下腹部のシコリを見つけ、12月12日に腫瘍摘出。
2016年5月2日に再発し、ラリキシンの服用を開始。
6月1日に腫瘍の縮小が見られたが硬結感が出てきたため、引き続きラリキシンを服用、8月31日よりコルディの服用を開始した。
10月19日腫瘍の縮小が確認されるも、11月30日に自壊。
12月25日永眠。
【先生、飼い主様からのコメント】
食欲低下が見られていたものの、亡くなる3日前まで食事は取れていた。
苦しむこと無く、穏やかな最後を迎えさせてあげられるお手伝いができたのではないかと思います。
【弊社から一言】
17歳というご高齢にも関わらず、腫瘍と良い意味での「共存」が出来たのではないかと思う一例です。
ご年齢的に手立てがない、何もしてあげることがないと見放されてしまっても、コルディや食事の見直しなど免疫対策をすることで、余生を穏やかに過ごすことも可能な時代になってきました。
積極的治療ではなく、緩和治療にも目を向けていただくと、新たな道筋が見えてくるかもしれません。
免疫対策をして穏やかに過ごす
高齢のペットさんの場合、必ずしも手術や抗癌剤など身体への影響が大きな治療を行うよりも、コルディで免疫を整え食事を見直したり、必要な栄養を与えたり、環境を見直すなどすることで、癌が治らなくても穏やかな日々を送ることができるケースは少なくありません。
当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、QOL(生活の質)の維持・改善ができるのか、癌への効果が期待できるのか獣医師協力のもと研究を行っています。
ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。
監修獣医師:林美彩 所属クリニック:chicoどうぶつ診療所
代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。
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