腫瘍(癌)と腎不全の併発

犬や猫が腫瘍(癌)と腎不全(腎臓病)を併発している方からご相談をいただく事があります。対処法(案)をまとめましたので参考になさってください。

腫瘍に対しての食事は『高タンパク食』と言われますが、腎不全を持っている場合には『低タンパク食』と言われます。どのような食事内容にしたら良いのでしょうか。

腫瘍細胞は炭水化物(厳密には糖質)を栄養源としますので、『低糖質高タンパク食』を勧めていますが、腎不全の場合にはある程度タンパク質を抑えないといけません。

ただ、現在市販されている腎臓用の療法食の殆どがタンパク質を抑えすぎている傾向にあります。

タンパク質を抑えすぎている分、必要なカロリーを補うために炭水化物が多く含まれていますので、腫瘍は増大し、体のエネルギーは不足するため、自分の筋肉を自己消化してエネルギーに変えてしまいます。

その結果、筋肉がやせ細り歩行困難になってしまったり、代謝が落ちるために免疫細胞も働きにくくなります。
故に、弊社では『低たんぱく食』ではなく『適タンパク食』をお勧めしています。

腎不全を患っている子のタンパク質に対する耐性は個々によって違います。
少しずつタンパク質を増やしていき、定期的な血液検査でその子にあったタンパク質量を見つけてあげてください。

また、タンパク質と言うかたちでの摂取ではなく、体内で分解されたあとの『アミノ酸』のかたちで摂取することで、腎臓への負担を軽減することが出来ます。

BCAAなどのアミノ酸製剤をご利用いただいたり、動物病院様でアミノ酸の点滴を行っていただくこともお勧めです。

また、腎臓の炎症を抑えるために、EPA・DHAを補給できるクリルオイルをご利用いただくこともお勧めいたします。

腎不全を患っている子のお食事に関しては、下記の記事を参照してください。


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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。


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