犬の中皮腫は悪性腫瘍(がん)の一種で、主に胸腔内に発生します。中皮腫の治療法は確立されていませんが、免疫の取り組みを行う事で体調が改善したりQOL(生活の質)を維持し元気食欲を回復させる事はできると考えています。実際コルディで免疫対策をすることで犬の癌をコントロールできた例は多数あります。
このページでは中皮腫の原因や症状、治療法、改善・完治のヒントなどをまとめました。改善例も多数紹介しています。皆様の心の支え、希望の光となることができれば幸いです。
犬の中皮腫とは?
胸腔、腹腔、心膜を覆う漿膜を裏打ちしている細胞である中皮が腫瘍化したものを、中皮腫といいます。
中皮細胞が存在する部位であればどこでも発生しますが、胸腔での発生が最も一般的です。
犬の中皮腫の原因
一時期ニュースでも取り上げられていましたが、人の場合、アスベストの吸引により発生します。
犬の胸腔に出来る中皮腫の場合も同様のことが疑われていますが、詳しい原因はわかっていません。
胸腔以外の中皮腫とアスベストとは、関係がありません。
犬の中皮腫の症状
発生部位により症状が異なります。
胸水や心嚢水(心臓と心膜の間に液体がたまること)による運動不耐性、発咳や呼吸障害、湿疹、腹水貯留による腹部膨満などがみられます。
その他、元気消失、食欲不振、嘔吐などの症状もみられます。
犬の中皮腫の治療
完治させるための治療法は確率されておらず、胸水や腹水抜去による対症療法がメインとなります。
対症療法
・利尿剤投与
・針や管の穿刺による胸水、腹水などの抜去
・心膜切除(心嚢水が貯留している場合)
化学療法
胸腔内や腹腔内に直接抗がん剤を投与することで、効果を示す場合がありますが、抗癌剤治療だけで悪性中皮腫が治癒することはありません。
悪性中皮腫の治療で抗癌剤治療を勧められたら、本当にご愛犬の予後にプラスになるのか、獣医師とよく相談してください。
その際、下記の記事をご一読され抗癌剤に対する知識を身に着けておくことはお役に立てると思います。
抗癌剤治療を受けると決断したら、免疫対策のコルディと肝臓・腎臓のケアとして国産SPF豚由来プラセンタキス末で副作用対策を行う事でQOL(生活の質)改善が期待できます。
犬の中皮腫の予防法
アスベストの関与が疑われているため、アスベストの吸引を避けることが予防となります。
しかし、胸腔以外に起こる中皮腫に関しては原因が不明ですので、予防することは困難と言えます。
日頃から呼吸状態などをチェックし、異常を感じたら早めに主治医を受診しましょう。
犬の中皮腫の予後改善にはコルディをお勧めします
ご愛犬が悪性中皮腫を患ってしまったとき、抗癌剤治療を受ける・受けないにかかわらず免疫対策をすることはとても大切です。
コルディ研究室ではコルディが免疫に対してどのように働くかを研究しております。
どこまで反応するかわかりませんが、少なくとも食欲がでて元気を取り戻せる可能性は十分あります。
当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、癌への効果が期待できるのか研究を行っています。
ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。
監修獣医師:林美彩 所属クリニック:chicoどうぶつ診療所
代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。
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