猫に組織球肉腫が発生することは稀ですが、組織球肉腫は極めて悪性度が高いため急速に全身へ転移し、死亡する悪性の腫瘍です。抗癌剤や放射線の反応も悪いため予後は非常に厳しいですが、免疫の取り組みを行う事で体調が改善したりQOL(生活の質)を維持し元気食欲を回復させる事はできると考えています。実際コルディで免疫対策をすることで猫の癌をコントロールできた例は多数あります。
このページでは組織球肉腫の原因や症状、治療法、改善・完治のヒントなどをまとめました。改善例も多数紹介しています。皆様の心の支え、希望の光となることができれば幸いです。
組織球肉腫とは
組織球肉腫とは、間質樹状細胞由来の悪性腫瘍で、猫での発生は稀ですが極めて悪性度が高いため急速に全身に伝播・転移を引き起こします。
樹状細胞は、免疫システムの中で異常情報を、Tリンパ球に提供する役割を担っています。
この樹状細胞が腫瘍化するため、免疫異常をきたします。
猫における特定の部位の組織球性肉腫の発生はまれであり、品種による発生の相違や好発部位、性差などはほとんど報告されていません。
猫の場合には、多巣性、播種性が見られます。
猫の組織球肉腫の原因
発生の原因は明確に分かっていません。
免疫異常による疾患です。
猫の組織球肉腫の症状
主に複数の臓器に浸潤するため、その発生部位に依存した臨床症状(消化器系なら嘔吐や下痢など)を呈します。
猫の組織球肉腫の治療
猫における組織球肉腫の報告がほとんどないため、治療法も確立されていません。
抗がん剤を使用する場合もあるようですが、ほとんど効果が期待できません。
放射線治療の場合には、麻酔のリスクも考慮しなければなりません。
放射線や抗癌剤治療を受けると決断したら、免疫対策のコルディと肝臓・腎臓のケアとして国産SPF豚由来プラセンタキス末で副作用対策をすることでQOL(生活の質)改善が期待できます。
組織球肉腫の予防
明確な予防法はありませんが、腫瘍は慢性炎症の一つでもあり、細胞が傷つくことで発生することから、有害物質摂取をさせない、肥満にさせないなども予防の一つと考えられます。
組織球肉腫の猫の予後改善のため
猫の組織球肉腫は明確な治療法が確立されておらず、手の施しようがないと言われることもあるようです。
しかし、自身の免疫力を安定化させることで、諸症状の緩和や腫瘍の進行を抑えられることは珍しくありません。
免疫調整機能が期待できるコルディは腫瘍の増大抑制、再発防止に役立つ可能性があると考えています。
組織球肉腫が完全に治らなくても、元気や食欲を維持し肉腫の進行を抑えられれば、ご愛犬と楽しい時間を過ごせるようになります。
もちろん予防においても、安全性の高いコルディは安心して使うことができます。
医薬品のような副作用は心配がありません。組織球肉腫に限らず、がんは予防をすることが一番良い方法だと考えています。
当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、癌への効果が期待できるのか研究を行っています。
ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。
監修獣医師:林美彩 所属クリニック:chicoどうぶつ診療所
代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。
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