口腔内メラノーマに対して期待できる効果
メラノーマについては犬や猫に多発します。
ここでは口腔内メラノーマにコルディを投与した時に期待できる効果についてご紹介いたします。
腫瘍を無くすことは難しいですが、腫瘍が悪さをしないよう押さえ込み、腫瘍と良い意味での共存を目指してみては如何でしょうか。
コルディは、免疫の調節能力をもとに戻すことで腫瘍細胞の働きを抑え込むことを期待して研究を進めています。
体への負担がほぼないため、ご高齢で体力がない子でも安心して投与できます。実際にメラノーマを罹患した高齢犬にコルディを投与した臨床例の報告もあります。
合せて呼吸状態、心臓疾患、癲癇発作(てんかん)などがなければ、有機ゲルマニウムを投与することで、血流促進や体内の毒素の排泄、疼痛緩和なども期待できます。
※短頭種で平常時に呼吸が早い場合や、肺疾患・心臓疾患・癲癇発作などがある場合は有機ゲルマニウムを含むサプリメントの使用を控えていただくことをおすすめします。
また、日常的に軟便気味や便秘など、便の状態が安定していない子の場合には、腸内環境を整えるために乳酸菌を配合したサプリメントを与えることもお薦めです。
日々のお食事の見直しも重要です。
腫瘍細胞は炭水化物(厳密には糖質)を唯一の栄養源として、正常細胞より素早く炭水化物を吸収し、成長してしまいます。
炭水化物を控えたお食事にすることで、腫瘍細胞が兵糧攻めとなり成長しにくくなりますので、『低糖質高タンパク食』に切り替えることをお勧めいたします。
また、お口の腫瘍ですので、なるべく腫瘍を刺激しないよう、できるだけ柔らかいお食事にしてあげてください。
当研究室では、コルディを投与することで免疫調整ができるのか、癌への効果が期待できるのか研究を行っています。
ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。
監修獣医師:林美彩 所属クリニック:chicoどうぶつ診療所
代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。
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