クリルオイルで叶える、ペットとの健やかな毎日

南極オキアミ由来のオメガ3オイル「クリルオイル」は、犬や猫の健康維持に役立つ注目の栄養成分です。EPA・DHA、レシチン、アスタキサンチンといった身体を守る成分が豊富で、皮膚のかゆみ、関節のこわばり、目の乾燥、シニア期の脳の健康など、幅広いサポートが期待できます。水に溶けやすく吸収性に優れた特性から、日々のケアに取り入れやすいのも魅力。正しい知識で上手に活用し、大切な家族がより健やかに過ごせる毎日を目指しましょう。


この記事でわかること

クリルオイルとは何かを知り、愛するペットと長く楽しい生活を送りましょう。

期待できること

  • 皮膚・関節などの炎症サポート(個体差あり)
  • シニア期の認知機能の健康維持(研究段階)
  • 目の乾燥などの不快感ケア(条件付き)

まず注意(重要)

  • 下痢・嘔吐など消化器症状
  • 出血リスク/手術前/薬の併用
  • 持病がある場合は獣医師へ相談

与え方の要点

  • 「オメガ3量」ではなくEPA+DHA量で見る
  • 最初は少量→便を見て漸増
  • 続け方は体調と目的で調整

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クリルオイルに関する論文

クリルオイルの研究は世界各国で進められており、特に欧米での研究が進んでいます。
おもな論文の要旨を簡単に紹介しています。

クリルオイルの論文紹介はこちら

クリルオイルとは

クリルオイルは南極オキアミから得られたオメガ3系の油で、

①EPA・DHA(オメガ3脂肪酸)
②レシチン(リン脂質)
③アスタキサンチン

の3つの重要な栄養素を豊富に含んでいます。

クリルオイルは水に溶ける油

EPA・DHA

クリルオイルのオメガ3脂肪酸は、リン脂質結合型で水に溶けやすく体内での吸収が高い脂質です。

オメガ3脂肪酸であるEPA・DHAは、抗炎症作用や血流の改善作用が期待できます。
特に、DHAは脳神経系や目の網膜にも働きかけることが出来るため、認知症予防やドライアイなどの目の症状を緩和することも期待できる成分です。

EPA・DHAについては別ページに記事を掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
EPA・DHAについて

レシチン

レシチンはリン脂質の一種です。
リン脂質は、体内の細胞を構成する主要成分でも、細胞膜を強化する作用があります。
細胞膜は

・細胞内へ栄養を取り込み、不要なものを排出することで、細胞内の環境を一定に保つ
・必要な物質の輸送
・細胞外からの刺激に反応する受容体

などの働きを担っています。
細胞膜がダメージを受けると、これらの働きが鈍くなりますので、体力減少、感染症に対しての抵抗力の低下、デトックス効果が弱まることで、体内に毒素が蓄積し、様々な症状を引き起こします。
また、『食べても太れない・食べてないのに太る』場合には、細胞膜の機能が衰えていることが原因ということも分かっています。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは強力な抗酸化物質です。
細胞にダメージを与える『活性酸素』を除去することで細胞の損傷を防ぐとともに、疾患・病気を引き起こす毒素を体外に排出する働きを担っています。
また、EPA・DHAの酸化を防ぐとともに、DHA同様、脳神経系と目の網膜にも働きかけることが出来る数少ない抗酸化物質でもあります。
そして、アスタキサンチンは体内の蓄積された脂肪をエネルギーに変えやすくするため、筋肉の疲労を予防や疲労物質蓄積の抑制効果にも繋がります。

EPA/DHAは酸化すると有害

クリルオイルの主な副作用と留意点

100%純度のクリルオイルには目立った副作用は報告されていませんが、服用に際して何点か注意点があります。

消化器系の症状(軟便・下痢)

脂質(オイル)であるため、一度に大量に摂取したり、体質に合わなかったりすると、軟便や下痢を引き起こすことがあります。
また、おならが出やすくなる、胃がもたれるといった症状が出る場合もあります。

出血が止まりにくくなる可能性

クリルオイルに含まれるEPA・DHAには、血液をサラサラにする働き(抗血栓作用)があります。
そのため、手術を控えている場合や、血液凝固阻止剤(ワーファリンなど)を服用している場合は、出血が止まりにくくなるリスクがあるため注意が必要です。

甲殻類アレルギー

オキアミを原料としているため、エビやカニなどの甲殻類に重度のアレルギーがある個体の場合は、アレルギー反応が出る可能性があります。

酸化したオイルによる健康被害

クリルオイルはアスタキサンチンを含み酸化に強いのが特徴ですが、保存状態が悪く酸化したオイルを摂取すると、かえって体に害(過酸化脂質による負担)を及ぼすことがあります。

クリルオイル使用時の注意事項

クリルオイルは優れた健康維持効果が期待できますが、以下の点に留意が必要です。

出血リスクへの配慮

EPA・DHAの血液サラサラ作用により、出血が止まりにくくなる可能性があります。
外科手術や抜歯を控えている場合は、術前1週間〜10日前から摂取を中断することを推奨します。

医薬品との相互作用

ワーファリンなどの抗凝固薬、アスピリンなどの抗血小板薬を服用している場合は、出血リスクが高まるため獣医師への相談が必須です。
血圧降下剤を服用している場合、血圧が下がりすぎる可能性があるため注意が必要です。

消化器への影響

脂質の消化が苦手な個体や、一度に大量に摂取した場合、軟便、下痢、一時的な嘔吐が見られることがあります。
最初は少量から始め、便の状態を確認しながら増やすのが安全です。

アレルギー反応

原料がオキアミであるため、エビやカニなどの甲殻類に重度のアレルギーがある場合は使用を避けるべきです。

品質と原料に関する重要な懸念点(選び方の注意)

「クリルオイル」と銘打たれた製品の中には、本来のメリットを損なう品質のものも存在するため、以下の点を確認してください。

混合オイルによる酸化リスク

コスト抑制のためにサラダ油やオリーブ油を混ぜた製品がありますが、クリルオイル100%でない場合、酸化安定性が著しく低下します。
酸化した油(過酸化脂質)は肝臓への負担となり、体内炎症を悪化させるリスクがあるため、必ず純度100%のものを選んでください。

原料の産地と汚染リスク

南極海ではなく、汚染のリスクが否定できない近海産のオキアミを原料としている製品も少なくありません。
重金属(水銀・カドミウム等)や海洋汚染物質の蓄積が少ない、清浄な南極海の「南極オキアミ」を原料とする製品が推奨されます。

リン脂質の含有量

クリルオイルの最大の特徴は「リン脂質結合型」であることによる吸収率の高さです。
安価な製品ではクリルオイルの配合量が少なく、十分なリン脂質の恩恵を受けられない場合があります。

専門家からの総評

クリルオイルは非常に酸化に強く、生体利用効率の高い優れた成分です。しかし、その恩恵を十分に受けるためには「南極オキアミ由来」「純度100%(他油の混合なし)」という条件が不可欠です。パテラやがん、腎不全など、内臓への負担を最小限に抑えたい疾患を抱える子にこそ、安価な類似品ではなく、品質の確かなものを選んであげてください。

こんな子にはクリルオイルがおススメです


クリルオイルとは、皮膚のかゆみ・関節のこわばり・目の乾燥・シニア期の脳の健康維持を目指す犬・猫におすすめのサポートオイルです。
EPA・DHAとアスタキサンチンを含む当研究室のクリルオイル研究も進めていますので、愛犬・愛猫に合うか不安な方はお気軽にご相談ください。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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